「ゆで卵3秒でむく」「肉解凍30%早く」お役立ちキッチン術20選

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下ごしらえや調理工程をもっと手際よくこなせたならば、料理はもっと楽しくなるはずだ。なにかと手間取りがちなゆで卵の殻むきを3秒で済ませる方法など、家庭ですぐに使えるさまざまなアイデアが存在する。英BBCや米料理雑誌のリアル・シンプルが紹介するテクニックから、選りすぐりの20点をご紹介したい。

◆1.砂糖が固まってしまったら

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砂糖が固まってしまったら、柔らかいパンのかけらを同じ保存容器に入れておこう。これだけで湿気を吸ってくれ、数時間も経てば細かい粒状に戻る。また固まらないように、なるべく乾燥した保管場所に移しておこう。

◆2.にんにくの皮むきをスムーズに

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にんにくの皮むきが難しい場合、丈夫なにんにくプレスを活用しよう。皮つきのまま入れてつぶせば、中身だけを濾し取ることができる。少し力が必要だが、肉は穴から押し出され、皮はプレスに残るので簡単に取り除ける。

◆3.冷蔵庫に入りきらないドリンクを冷やすには

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パーティーで大人数が集まると、冷蔵庫のスペースが不足しがちだ。そんなときは大きなバケツやボウルに氷水を入れ、そこへ適量の塩を加えておく。塩の作用で温度が下がり、真水よりもすばやく飲み物を冷やすことができる。

◆4.サーモンの骨を取り除く方法

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スーパーで買った切り身には、細かな骨が残っていることがある。そんなときは、まずは切り身の中央の継ぎ目に沿って、指で逆方向になぞる。小骨があれば、1センチ強の間隔で突出しているのがわかるはずだ。清潔なピンセットで骨の先端をつかみ、垂直にではなく、わずかに角度をつけて引き抜くのがコツだ。

◆5.電子レンジでとうもろこしの皮をむく

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とうもろこしの皮むきは手間がかかり、時間もかかる。しかし、電子レンジを使えば手間いらずだ。「強」の設定で30秒から1分間電子レンジにかけるだけで、皮が簡単に取れる。

◆6.卵の温度をすばやく室温に

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焼き菓子作りなどでは、室温の材料を使うことが成功の秘訣だ。冷蔵庫から事前に卵を出しておくのを忘れてしまったときは、ぬるま湯に数分間浸しておこう。すぐに室温に戻すことができる。

◆7.アボカドの鮮度を保つには

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アボカドを半分しか使わないとき、残った半分はすぐに茶色になってしまう。そこで、まずは半分に切り、すぐに使う側の果肉をスプーンで取り出す。種は使わない側に残しておく。さらに、空になった皮を使わない方の半分に戻して果肉にフタをすれば、色と鮮度を翌日まで保つことができる。

◆8.アボカドを皮の中でスライス

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サラダやワカモレなどに1個全部を使用する際は、半分に割って種を取り除いたあと、皮の中で直接スライスするのがおすすめだ。その後、スプーンでくり出せば、使いやすいスライスとして取り出せる。丸く滑りやすいアボカドをまな板の上で切るよりも手軽だ。

◆9.ゆで卵の殻を3秒でむく方法

料理の下ごしらえのなかでも、卵の殻むきは意外と時間を取る作業の一つだ。そこで、わずか2〜3秒でむけるテクニックを覚えておくと便利だ。まずは固ゆでにした卵の側面をテーブルに軽く打ち付け、1箇所をくぼませる。あとは適度な力を加えながら、テーブルの上を手のひらで1往復ほど転がすだけだ。殻の周囲をぐるりと1周する裂け目ができ、上下の殻に分かれてきれいに外すことができる。

◆10.玄米の早炊きテクニック

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玄米は白米よりも炊くのに時間がかかる。前日に時間が取れるようなら、玄米を一晩水に浸しておこう。炊飯時間を短縮でき、さらにはガス代や電気代の節約にもつながる。

◆11.バターを早く柔らかくする

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冷蔵庫から出したての固いバターは、お菓子作りにもトーストに塗るにも使いづらい。事前に出しておくのを忘れたときは、使う分だけをキューブ状に切って室温に20分ほど置くだけで、丸ごと置いておくよりもずっと早く柔らかくなる。

◆12.ジャガイモを変色させない

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ジャガイモを切った後で少し放置しておくと、クリーミーな乳白色が失われることがある。色合いを保つための秘訣は、まずは皮を剥いて切り、冷たい水を入れた容器に浸して冷蔵庫に入れておくことだ。長くて一日ほどまでなら、フレッシュな色味を保つことができる。

◆13.結晶化したハチミツを復活させる方法

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ハチミツが結晶化してしまっても復活させることができる。容器ごと熱湯のボウルに入れて5〜10分間置くか、蓋を外して30秒間隔で電子レンジにかけ、戻ったかどうかをチェックするとよい。

◆14.アイスコーヒーやティーをもっと濃く

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自宅で作るアイスコーヒーやティーがときおり水っぽいと感じられるのは、氷と混ぜることで濃度が薄まるためだ。解決方法はシンプルで、通常の倍の濃度で作るとよい。アイスコーヒーなら水1カップに対してコーヒー豆4分の1カップを、アイスティーの場合は水1カップに対してティーバッグ2つを使用する。

◆15.冷凍は平たく

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冷凍する際は、可能な限り平たくすることが重要だ。スープやシチュー、挽肉などを平らにして冷凍すると、凍結と解凍の時間が短縮され、食品の品質も向上する。フリーザーバッグに入れて空気を抜き、手で平らに形を整えるだけだ。

◆16.肉を解凍するコツは

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アルミトレイに肉をのせておくだけで、解凍時間を約30%短縮することが可能だ。アルミニウムは熱伝導率が高いため、室温により早く近づく。スープやシチューなどを平たく冷凍したパックにも応用できる。

◆17.冷凍ロールパンを焼きたての風味に

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冷凍ロールパンの風味を良くしたいときは、溶き卵を塗って焼くとよい。市販の冷凍パンでも、まるで手作りのような味わいになる。

◆18.クッキーの風味を長持ちさせる

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密閉容器にクッキーを入れ、そこにパンのスライスを一枚加えておこう。これだけでパウンドケーキやクッキーなどを、焼きたてのような柔らかさに保つことができる。

◆19.瓶と箸でさくらんぼの種を取る

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ケーキ作りなどでさくらんぼの種を取りたいときは、瓶の口の上に置き、箸を使って種を押し出すと簡単だ。果肉だけが上に残る。

◆20.肉を切る前にひと工夫

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肉を切る際には、まず10〜15分間ほど冷凍庫で軽く凍らせるとよい。ぐにゃぐにゃだった肉が適度に固まり、包丁の刃が入りやすくなる。細かくスライスしたり、炒め物に使いたい場合に特に有効だ。

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