海外が「日本から学べ」と言っている20のこと

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日本人が長い年月をかけて育んできた独自の文化は、他者の尊重から物の丁寧な扱いに至るまで固有の価値観を有し、海外の人々の胸を打つことがある。オーストラリアのシドニー・モーニング・ヘラルドやイギリスのBBC、そしてインドのタイムズ・オブ・インディア紙などの海外メディアは、世界が日本から学べるポイントを取り上げている。日本に住む者としては半ば当たり前のことを、どのように紹介しているのか。海外の視点から見てみよう。

◆1.時間を守る

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日本の人々は他人への礼儀として、時間を厳守する。遅刻は失礼であり、会議や約束は基本的に時間通りに行われる。電車の運行も正確だ。このような徹底した時間管理術が、効率的な仕事と生活の基盤となっている。

◆2.おもてなしの文化

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日本には、「おもてなし」と呼ばれるホスピタリティの文化がある。他人のニーズを先読みし、心からのサービスを提供することを重視している。レストランやホテルでは、スタッフが丁寧に対応し、客が快適に過ごせるよう細部にまで気を配る。この姿勢が高い顧客満足度を生み出している。

◆3.細部へのこだわり

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日本文化では、細部へのこだわりが美徳だ。食事の盛り付けや商品の包装、建築物の設計に至るまで、細部にまで注意が払われる。この徹底したこだわりが、高品質な製品やサービスを生み出す要因となっている。

◆4.勤勉に働く

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勤勉さは日本社会で非常に重要視されている。仕事に対する責任感と努力が求められ、結果として個人の成長と社会の発展の両方に寄与している。日本人は困難に直面しても粘り強く取り組む姿勢を持ち、これが高い生産性と品質を生み出している。

◆5.感謝と謙虚さ

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日本文化では、感謝と謙虚さが重要な価値観とされている。仕事や日常生活において、他人の貢献に対して感謝を示し、その一方で自分の成果に対して謙虚であることが普通だ。これが人間関係を円滑にし、良好な職場の雰囲気が生み出されている。

◆6.不完全さに美を見いだす

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日本には「侘寂(わびさび)」という美意識があり、不完全であったりはかなかったりするものの中に美を見いだす。古びた茶碗や自然の風景など、完璧でないものに価値を見いだすことで、人生のはかなさや変化を受け入れる心を養う。この考え方が、日常生活に深い意味と美しさをもたらしている。

◆7.「いただきます」の習慣

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日本では食事の前に「いただきます」と言う習慣がある。食材や料理を作った人々、自然に対する感謝の印だ。この一言により、食事はただの栄養摂取ではなく、感謝と敬意を込めた行為へと昇華される。たった一言が、食事の時間をより豊かなものにしている。

◆8.チップ不要の文化

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日本ではチップを渡す習慣がなく、サービスへの対価は料金に含まれている。働く人々はチップを期待しておらず、にもかかわらず最高のサービスを提供する。チップの習慣はないが、サービスの質は一貫して高い。

◆9.公共交通機関の利用

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日本では鉄道やバスのネットワークが非常に発達しており、多くの人が公共交通機関を利用する。車利用が減ることから交通渋滞が減少し、環境負荷も軽減される。公共交通機関の利用が広まっていることで、都市の効率性と住民の生活の質が向上している。

◆10.高齢者の雇用促進

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高齢化社会に対応するため、日本は高齢者の雇用促進を進めている。政府は企業に対し、70歳までの雇用を推奨しており、多くの高齢者が働き続けている。高齢化が進むなか、労働力不足の解消と高齢者の社会参加を図っている。

◆11.生きがいの追求

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日本には「生きがい」という概念があり、これは人生における目的や喜びを見つけることを意味している。仕事や趣味、社会貢献など、自分の情熱や価値観に合った活動を追求することで、充実した人生を送ることができる。個人の幸福感と社会全体の活力を高めるコンセプトとなっている。

◆12.高機能なトイレ

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日本のトイレは高機能で、清潔かつ快適だ。温水洗浄便座や自動開閉機能、脱臭機能など、先進的な機能が多く搭載されている。快適で衛生的にトイレを利用できることから、近年では他国でも導入が進むようになった。

◆13.学校での掃除の習慣

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日本の学校では、生徒が自分たちで教室やトイレを掃除する習慣がある。校内が清潔になることはもとより、共同での掃除作業を通じ、生徒たちは責任感や協力の精神を学ぶ。学校での掃除から、社会に出た際の衛生意識や公共物を大切に扱う心が育まれる。

◆14.靴を脱ぐ習慣

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日本では、家や学校に入る際に靴を脱ぐ。外の汚れを室内に持ち込まず、室内を清潔に保つための工夫だ。家族だけでなく、工事に訪れた作業員なども、家に入るときは靴を脱ぎ、靴下で歩くことが一般的だ。

◆15.お金をトレイで受け渡す

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日本の店やホテル、タクシーなどでは、お金を直接手渡しせず、トレイに置いて受け渡しをする習慣がある。手と手が直接触れないため、互いに気まずい思いをしないほか、より衛生的に金銭を受け渡すことができる。

◆16.風邪のときはマスクを着ける

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日本では、風邪を引いたときにマスクを着用することが一般的だ。他人にウイルスをうつさないための配慮であり、公共の場での感染拡大を防ぐ効果がある。社会全体としても、医療コストの削減や、労働力の維持というメリットがある。

◆17.自然災害への備え

Seismic reinforced buildings

日本は地震や台風などの自然災害が多いが、その分、災害への備えが徹底している。建物や橋は耐震設計が施されており、都市部では水の備蓄も整備されている。これにより、災害時の被害を最小限に抑えることができる。

◆18.合意を重視する意思決定プロセス

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日本の組織の意思決定は、トップダウンのみではなく、現場での合意形成に基づいて行われることが多い。これにより、多様な視点が考慮され、より包括的かつ現場の事情に沿った決定が可能になる。オープンなコミュニケーションと積極的な意見交換が行われやすい。

◆19.ミニマリズムとシンプルな生活

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日本古来の価値観はミニマリズムとも言え、シンプルで機能的な生活を重視している。不要なものを排除し、質の高いものを選ぶことで、生活空間が洗練され、モノに依存しない心の平穏が得られる。物質的な豊かさよりも精神的な充実感が重視されている。

◆20.継続的なカイゼン活動

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カイゼン(改善)という言葉は、小さな改善を積み重ねることで長期的な成果を目指す日本の哲学を象徴している。問題解決に忍耐と努力をもって臨み、常に効率や品質の向上を追求する姿勢を絶やさない。持続的な成長と競争力の向上に寄与している。

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